Webデザインで色を選び・変換する方法
HEX、RGB、HSL、OKLCHの相互変換、アクセシブルなコントラストペアの構築、デザインシステムに載せられるパレットのエクスポート。

このガイドと一緒に使うと便利なツール:
なぜ重要か
デザイナーが#5B2A6Fを渡し、それをCSS変数へ。2週後QAがWCAG AAでCTAが淡い背景に失敗と報告。修正は明度バンプのHSL—目分量では4.5:1を越えたか分からない。数値モデルとコントラストスコアが並ぶツールが「見た目は良い」と「監査合格」のギャップを埋めます。
実際の3つのシーン
前景と背景を貼りコントラスト比を読み、明度調整で**≥4.5**まで詰める。
アクセシブルなUI
ブランド色から開始しOKLCHで明度のみ段階化—知覚的に均一なグラデーションに。
ステップが揃うトーン
Pantone参照をRGB化し、HSLで画面上の見えを印刷見本へ寄せます。
キャンペーンのブランド一致
手順
カラーエディターを開きます。
色を選ぶか貼る
パレットクリックまたは
#5B2A6F、rgb(91 42 111)、hsl(280 45% 30%)、oklch(35.5% 0.12 304)など。全モデルを読む
HEX、RGB、HSL、HSV、OKLCH。どれか編集すると他も同期します。
コントラストペア
「背景」スロットへ2色目。比率表示とWCAG AA/AAAバッジ。
バリアント生成
OKLCHピッカーで色相・クロマ固定のまま明度だけステップ—トークン導出に最適です。
エクスポート
CSS、Sass、JSON、デザイントークン形式でコピー。
HEX
#5B2A6F他モデル
RGB: rgb(91, 42, 111)
HSL: hsl(280, 45%, 30%)
OKLCH: oklch(35.5% 0.12 304)
実践テクノ
- **デザイントークンはOKLCH。**HSLの明度10%はステップによって知覚差がぶれる—OKLCHの方が明るさ変更が安定します。
- **印刷一致は校正ディスプレイ前提。**無校正モニタでのPantone/CMYK合わせは限界があります。
- ダークモード対はOKLCHで明度反転しつつクロマやや低下で目の疲労を抑えます。
- 設計書にはhexと知覚系の両方を残す—後任が感謝します。
よくある落とし穴
よくある誤り
同一HEXでもスマホとノートで違って見える
sRGB対Display-P3などガマット/輝度の差。広色域が必要ならcolor(display-p3 …)など明示します。
よくある誤り
コントラストNGなのに見た目は通る
比率は数理指標。周囲文脈で光学コントラストは変わります。法的ベースラインは数式—本文ならできれば4.5:1より上へ。
よくある誤り
コンポーネントごとにCSS変数で色が微妙に分叉
正準トークンを1か所だけ定義し参照。派生はoklch(from var(--brand) calc(l + 0.1) c h)のように算出し再タイプしない。
向いていない用途
- 印刷CMSは校正ワークフロー付きAdobe系へ。
- 大量画像の色解析は
chroma.js/culoriのスクリプト向きです。 - 色覚シミュレーションはaxeなど専門ツールの方が詳しいです。
FAQ
HSLとOKLCHの違い?
HSLは知覚的に一様ではなく、色相10°が明度によって別色に見えることも。OKLCH(OKLab極形式)は調整がより予測しやすいです。
CSS Color 5 は?
color-mix()やoklch(from …)など対応ブラウザ向けにツールが値を出力します。
色情報は保存される?
いいえ。すべてローカル。クリップボードへのコピーは任意です。